1853年幕末に４隻の｢黒船｣が浦賀に来航した。
当時は大きな事件となり、日本側は寺の鐘などを倒し、船体に向けて大砲に見立てて、威嚇したそうです。
何故、｢黒船｣は黒く塗装されていたのか？
それは｢コールタール｣で塗装されていたからです。
木造船であった｢黒船｣は防水防腐やフジツボなどが船体に付着しないようにした為でした。
しかし、後にこの塗料は環境生物に害となる事が分かり、使用禁止となりました。
勿論、現在の｢コールタール｣は安全なものが使用されています。
私が小学校低学年だった頃は、京浜急行の電車車両の床にも｢コールタール｣が塗られていた記憶があります。
座席の肘掛けも木製だったような記憶があります。
私の記憶では、その車両を思い出すと同時に、肝を冷やした、ある記憶が思いだされます。
それは、京急大津~馬堀海岸の間の踏み切りで、電車が迫っているのに、お婆さんが悠長に踏み切りを渡っていたのです。
運転手さんが、何度も何度もホイッスルを鳴らして警告音を出し、ついに立ち上がっていました。
私も、そのホイッスルの音が、ただならぬ事だと思い、運転席側の窓から外を見て、お婆さんの姿を確認しました。
うわーぁヤバいと思いましたが、なんとかギリギリお婆さんが渡ってくれましたので、事故にはなりませんでした。
運転手さんも、席に座ってほっとして、胸を撫で下ろしていました。
私も人身事故には巻き込まれたく無いですからね。
まあ、話しは戻りますが｢黒船｣が来航して、ペリーのおかげで、鎖国が解けて日本は発展しました。
その布石が浦賀からだと思うとテンション上がりますね。
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