人間は体温を一定に維持する恒温動物です。
食べた物を消化し、栄養として代謝するとき発する熱によって、血液を温め、その血液が全身をめぐって、細胞を活動させる。そうやって生きているわけです。
36度～37度という体温は、人間が食べた物を熱エネルギーに変える、その科学的変化を促すための適温なのです。
その温度を保つ為に、暑ければ汗をかき、寒ければ血管を収縮させて調整をはかる。
自律神経による体温調節がうまくいかないのか、それとも、代謝システムに問題があって体温が上がらないのか、鶏が先か卵が先か、ではないですが、いずれにせよ、体温が低くければ、身体の様々な面に支障が出てくるのは当たり前です。
東洋医学では、全ての病気の原因は｢冷え｣にあると言います。
身体が冷えれば血液の流れが停滞し、酸素や栄養分が十分に運ばれなくなり、内臓や細胞の機能を低下させてしまうということ。便秘などがその代表例でしょう。
消化活動がスムーズに行われず、捨てるべき毒性物質が体内に残ることになり、
ついには宿便となって、毒素を発生させる。
血液は濁って、さらに血行が滞ることになる。
ただちに血液の流れを正常に戻し、健康な内臓の活動を取り戻さなくては、さらに重大な病気になりかねません。
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くちき整体療院
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