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これだけ騒がれているのに、無くならない「体罰問題」

■2017/06/17 これだけ騒がれているのに、無くならない「体罰問題」
体罰に関わる報道が、相次ぎ、あらためて体罰に注目が集まっているようです。
体罰を受けた者は、自尊心を傷つけられて、下手をすると「自殺」に追い込まれてしまう可能性がある。
また、自尊心を奪われた者は、自身も体罰をふるってしまう可能性がある。(他害につながる)
以前にも、体罰については記載しましたが、医学的にも体罰は良い結果が出ない事が実証されました。
私達の時代と今の時代はあきらかに違うと思うのですが、なぜ体罰は無くならないのでしょうか?
子供も大人をなめているのか?大人も感情をコントロール出来ないのか?
現場に居合わせてはいませんので、なんとも言えませんが。
これは、私が聞いた話ですが、そもそも教員現場で、当たり前のように体罰が行われるのは、やはり第二次世界対戦の頃に行われていた、軍隊の訓練や予科練などのなごりなのではないのでしょうか?
特に、予科練などは、命令には絶対服従、軍人精神を殴る事で、叩き込まれた。
なんていう話を聞きました。その頃の人達の自尊心は大丈夫だったのでしょうか?
当然、私の時代も体罰は当たり前のように存在しました。
以前にも、記載したかもしれませんが、「げんこつ」「平手打ち」「物を使って叩く(物差しなど)」「廊下に立ってろ!」「運動場を走ってこい!」「教室の後ろで正座してろ!」etc ・ ・ ・
このような事は、日常茶飯事でした。
それも、特に悪い事をした訳ではないのに。
その日の教師の機嫌なども含まれていたような気がします。(スパルタ教育)
これは、他の組の教師が、実際に行っていた事なのですが、給食の時に「お代わりをしたい者」と言い、生徒が手を上げると、成績が良い生徒からお代わりを許されたそうです。
そうなると、手を上げた生徒の仲で、成績の悪い者は、すでに食べ物が無くなっている状態となっている事もあり得ますよね。
その教師から言うと、「お代わりがほしいなら、成績を上げろ!」という事でしょうね。(これも自尊心を傷つける事になるのではないのでしょうか?)
私が経験した事で、一番印象に残っているのが、塾の先生との事なのですが。 
夏休みに夏期講習を受けに塾の教室に入った際に、塾の教師が私の胸板にいきなり水平チョップを叩き込んで来たのです。(私の服がタンクトップで、胸板が大きく開いていたからと思われます)
塾の教師からしてみたら、私とのコミュニュケーションのつもりだったのかと思われます。
たとえ、おふざけであったにせよ、今だったら大問題でしょうね。
私は、他の子供より、体が大きかったので、ちょっと位の暴力には屈し無いとでも思われたのでしょうか?
これは、学校で起こった事案ではありませんが、ある所で、一方通行を逆走した車のドライバーを注意したら、暴力を振るわれたとの事です。
要するに、たとえ悪い事であっても、他人から指摘されると、頭に血が登ってしまい、感情がコントロール出来なくなってしまうのでしょうね。
昔の諺で、「短気は損気」なんて言われて来ました。
この諺をあらためて認識されたらと私は思います。
たとえ、どんな理由があったにせよ、暴力を振るった方の負けですから。

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