子供の頃に、長期的に激しい体罰を受けた人の脳は、体罰を受けて無い人の脳に比べて｢前頭前野｣付近の容積が平均で19･1%縮小していた事が、福井大学とハーバード大学との共同研究で発表した。
前頭前野は、感情や理性をコントロールしている所であり、ここが縮小してしまうと、うつ病や感情面での問題や非行など行動面での問題が出てくると考えられるとの事。
たとえ、体罰を与えなかったとしても、暴言を吐いたり、兄弟で差別的に扱ったり、なにかと比較してみたり、子供の見ている所で、他人に暴力をふるったりする場面を見せたりする事でも、｢視覚野｣
周辺の容積が平均で6･1%縮小したそうです。
この部分が縮小すると、視覚から得られる情報に影響が出る可能性がある。
相手と会話をしている際に相手が喜んでいるのか？怒っているのか？表情を読み取れず、対人関係に支障をきたす事も考えられるとの事。
前回にも記載しましたが、とある教師が、｢人間は殴れば能力が上がるんだ‼｣なんて事を言った事を紹介しましたが、いかに間違った教育だったか、これで証明されましたね。
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