｢スポーツをやっているから、私は腰痛にはならないはずだ!!｣と得意になっている人がおりますが、一概にそうとも言えません。
確かに適度な運動は身体を柔軟に保ち、腹筋や背筋を丈夫にするために有効でしょう。
しかし、だからと言って体調も顧みず、無我夢中でスポーツに打ち込むのはちょっと考えものです。
事実、一流のスポーツ選手の多くが腰痛に苦しんでいるという話はよく聞きます。
一流になればなるほど練習量は増えるもので、テニスやゴルフなど、どうしても同じ部分の筋肉を酷使しがちです。
野球の選手など、そのポジションによって、痛める筋肉の部位が違うくらいです。
気ずかないうちに無理を強いていたのかかもしれません。
酸素を燃やせば二酸化炭素が発生するように、スポーツをすれば、エネルギーを消耗し、｢疲労物質｣と呼ばれる乳酸などの老廃物が体内に蓄積されたます。
若く健康なら残さずにきれいに代謝できるのですが、疲れていたり、運動量が多すぎたりすると、身体の中にそのまま残ってしまう場合があるのです。
どこに残るかというと、｢筋肉｣です。
また、ほとんど運動しない人が急に激しい運動をすると、翌日あるいは翌々日に身体の節々が痛みだします。
いわゆる筋肉痛ですが、これは、急激な運動で普段あまり使われない筋肉を無理に動かしたために、筋肉が傷つけられ、炎症を起こしてしまったのです。
目に見えないところで筋肉にたくさんの小さな断裂ができ、それを修復しようと血液が集中して神経を圧迫して、痛みが生じるわけです。
ですから、筋肉痛になったら、まず冷して、血液が一部に必要以上に集中するのを止めさせます。
そして炎症が始まったら、次に温めます。
血行を促進して新陳代謝を促し、私たち自身が持つ自然治癒力で、筋肉内に出来た傷をふさごうというわけです。
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くちき整体療院
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